ラインブレイカーはあると便利な道具です。その名の通り根掛かりしたラインを切ることができる道具ですが、筆者の場合はノットを組むときに多用します。
綺麗な飴色に固まったノットを作ることができるため、摩擦系ノットでは特に重要な役割を果たします。
しかし意外と値段が高いため中々手が出せない。そんな方もいると思います。筆者もその1人でした。
そこで自作してしまおう!ということで、簡単にできるラインブレイカーの作り方を紹介します。
用意するもの
ゴムハンマー
これがあるとホースの中に木材を押し込むとき簡単です。100均にあります。
シリコンスプレー
ゴムハンマー同様、滑りが良くなるほか、木材断面に海水が染み込むのをある程度防げます。
のこぎり
木を切るために必要です。ホームセンターで木材を揃える場合で、そこで切ってもらうなら不要です。自分で切る場合でも100均で十分です。
ハサミ
ホースを切ります。ごつめのハサミがいいです。筆者は100均で売ってる裁断用ハサミを使いました。
丸棒(木材)
100均にも、ホームセンターにもあります。直径18mmほどがおすすめ。ホースの内径と合わせましょう。
シリコンホース
ホームセンターで買いましょう。材質はシリコンなど耐候性、耐摩耗性に優れたものがいいです。外径と内径が表記されているはずですが、内径を木材の直径と合わせましょう。
つくりかた
丸棒をちょうどいい長さに切る
15cmくらいがいい感じです。
ホースをちょっと長めに切る
木材より少し長く切ります。
丸棒にシリコンスプレーを塗布する
染み込ませる感じでスプレーしていきます。ホースの長さはこんな具合です。
木材をホースに押し込む
ホースがある程度硬いので、端っこを掴んで反対側からハンマーで強めに何度も叩けば入っていきます。
ホースの余りを切る
ハサミではみ出たホースを切ります。
断面にシリコンスプレーを塗布する
ここは耐水性がないので、シリコンを染み込ませて気持ち程度の防水を確保します。
完成!
こちらが完成品です。作業時間は木材を切るところから始めても15分以内です。DIYに慣れている人なら5分で終わります。
耐久性もなかなかで、左が3年使ったものになります。海水にドブ漬けされることもあったりしましたが、まだまだ使える状態です。(今回作ったものは知人にあげる用)
みなさんもよかったら作ってみてください!